変動費が多い美容室と固定費が多い美容室の利益に違い!
訪問美容を経営していくには売上と経費のバランスを設定することが重要です。
技術者として素晴らしい経歴があっても経営者として手腕が奮えるかどうかは別です。
お店が潰れないようするためには「売上減少に強いお店」にする必要があります。
前回の続きとして「変動費」について学んでいきましょう。
変動型経営と固定費型経営
このコラムでは、仮に変動費が高いお店を「変動費型経営」、固定の割合が高いお店を「固定費型経営」
としてお話をすすめていきます。
個人経営も会社経営でも決算時期になると税務署に決算申告書を提出することになりますが、
損益計算書には【販売費及び一般管理費】は変動費と固定費を経費としてあげていると思います。
同じ売り上げを上げている同業者同士でも変動費と固定費の割合が異なれば残せる利益は違ってきます。
お店の費用構造によっては『お客さんが1日5人で黒字経営できる店舗』もあれば『10人来店しても赤字店舗』ということもあります。
忙しいのに全然儲からないというお店は経費構造そのものを見直す必要があるといえます。
損益分岐点比率でコロナ過に耐えられる
コロナ過で売上が回復していないお店も少なくないでしょう。
外部環境の変化により売上高そのものが前年比を下回るお店が多い中、
費用構造改善に取り組むことで見通しを立てられるお店も少なくはありません。
売上高減少の強弱を表す目安として「損益分岐点比率」と「安全余裕率」という考え方があります。
次回は売上減少に強い『お店を数字で判断する目安』についてお伝えいたします。
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