■注文は意外とシンプルの方が伝わりやすい
床屋さんの場合の散髪では、お客が椅子と座ると・・・
店員が第一声「今日はどうしますか?」という声掛けから始まります。
総合調髪が定番の理容店では、カットの注文で聞かれる定番といえば・・・
今日はどうします。「刈り上げます」か「刈り上げないほうがいいですか」「上の髪は揃える感じにしておきますね…」
美容室での注文と比べると言葉数があまりにも少なく、これで伝わっているの?
不安になるかもしれないが…。
施術者側からすると、どの程度カットすればいいのか、おおよそのイメージは伝わっています。
オーダーを受けたら、手直し修正できるぐらいまで髪をカット。あとは微調整して仕上げていきます。
■すそ刈りと刈り上げの違いとは?
ひと言で説明すると、ギリギリ刈り上げならないぐらいの仕上がりがをすそ刈りのこと。
すそ刈りと刈り上げの違いは、耳回りとすそ回りを刈り込む幅と角度に差があります。
作業の違いとしては、生え際から2~3センチのあたりまでバリカンを使うのが刈り上げで、すそ刈りはバリカンをすその一部入れるぐらいでハサミで刈りこんでいく感じでカットしていきます。
なので、お客のイメージとしては、ハサミでを使って、すそを揃える切ることをすそ刈りで、一方、バリカンを使ってスッキリ刈ることを刈り上げと理解している方もいる方が多いといえます。
それがゆえに・・・
裾刈りでオーダーする短くしたくないお客様に、対してバリカンを使ってカット使用しようとすると、「ハサミを使ってカットして」と焦り出す人も少なくありません。
長めにカットしたい場合の合言葉「すそ刈りで!」
お客としては、耳が出る程度にすそをスッキリしたい場合は、すそ刈りで注文するほうが無難といえます。
短めですっきりカットしたい時は、刈り上げラインが分かるように、ヘアカタログやファッション誌を持っていくとイメージが伝わりやすい。
スッキリ感を表現するなら「バリカン3ミリ」で刈り上げてもらっもいいですか?
と伝えてみてもいいでしょう。
地肌を青くするのが嫌な場合は「バリカン5ミリから6ミリ」で注文すると、ソフトな仕上がりになります。
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