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なぜ鍼を刺すだけで痛みが取れるのか
当事業所では2月から『訪問鍼灸サービス』の事業所を立ち上げました。
訪問理美容事業所が併用して鍼灸院を立ち上げた理由は『はり・きゅう』を用いることで
身体機能の低下に悩む高齢者をお助けして、いつまでも若々しく元気でいたもらいたいと願うためです。
今、肩こりや腰痛の治療で注目されている『はり治療』ですが、鍼を刺してよくなる理由は分からない人が大多数。
そこで今回は、鍼(はり)を刺すだけでなぜ?改善効果がみられるのかお伝えします。
鍼を刺すだけで、さまざまな症状が改善していくのか
肩こりや腰痛には、痛み止めや湿布、マッサージを思い浮かべます。
一方、はり・きゅうは薬やマッサージとは異なり『刺してよくなる原理が分からない』『東洋医学』は謎が多すぎる分野。
大半の人は【うさん臭い】【ツボ治療は気休め】【詐欺まがい】【高い料金】【本当に効果があるの】と感じているのではないでしょうか。
近年、はり治療のカギとなるのが『筋膜』へのアプローチ(刺激)によるものだと分かってきました。
筋膜とは筋肉を包む膜で半透明でぬるっとしたもので、筋肉の繊維を一本に束ねる組織です。
人の体を動かす筋肉を束ねる役割を果たす筋膜ですが、無理な姿勢を続けたり筋肉に過剰な負担をかけ過ぎると筋膜にシワが寄ってきます。
筋膜には痛みを感とる『受容体』があるためにシワが寄ると脳に痛みや疲れを感じさせるといいます。
つまり肩こりに感じる痛みのサインとは筋膜にシワが寄って筋肉に十分な血液が送られていない状態にあると考えられており、痛みや不快感を感じさせるときに、症状として現れる部分がツボの正体であるというのが有力な説の一つだとして研究が進んでいます。
筋膜へダイレクトアプローチする”はり治療”
鍼の神髄は、痛みのサインを出したツボから筋膜にダイレクトにアプローチできるという点です。
朝起きたら突然具備が痛い『寝違い』には鍼を一本刺すだけで、首の痛みが消えた人が多いのも筋膜を刺激した結果といえるのです。
現在ツボの数は361種類あるとWHO「世界保健機関」で定められておりますが、ツボの正体について未だに明らかにされておらず神秘のベールに包まれております。
鍼やお灸の効果については疑問に感じておられる方は少なくありませんが『症状が改善した』『鍼を打つと歩ける』『打った瞬間に痛みが軽くなった』という声は多いのが明らかな事実です。
“はり治療”健康保険も使える
基本的に、はり治療の施術費は原則は自費です。
施術費は施術内容や時間によって異なりますが一般的に3,000円~10,000円程度のお金はかかります。
ただし、はり治療やお灸は下記の6つ疾患については、医師の同意があれば保険適用される場合があります。
これは国が定めた制度で、健康保険証と医師の同意があれば、全国統一で1回あたり300円~500円程度(往診料込)で利用できます。
1.神経痛 (麻痺や痺れ、痛み)
2.リウマチ(関節の痛み、こわばり、腫れなど)
3.腰痛症
4.五十肩
5.頚腕症候群(首から腕への痛み)
6.頸椎捻挫後遺症(むち打ち後遺症)
この他以外にも慢性的な痛みなどで医師が必要と判断した場合に保険適用が認められる場合もございます。
健康保険証の使った”はり治療”を受けるときの手続き
健康保険(医療保険)の治療を受けるには医師の同意が必要となります(診断書でも可能)
スムーズな方法としては、かかりつけの医師(主治医)に”訪問のはり治療についてご相談します。
その際に【はり治療の同意書】を発行してもらいます。
鍼灸院に同意書があることを伝えすれば同意書の内容に従った”はり治療”が受けられます。
※ただし保険治療を行っていない治療院もございますので予め問い合わせください
原則、はり治療は自費による施術です。
ノーリエ鍼灸院では、はり治療未経験者の方を対象に『無料』で訪問はり・きゅう体験を行っております。
はり・きゅうの体験の詳細はホームページよりご参照ください。
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