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コラムColumn

敬老の日はお化粧して楽しい1日に

〜綺麗に見える高齢者のメイク術〜

敬老の日を祝う

敬老会にお化粧
お化粧をすると、女性は表情まで明るくなります。

 

9月16日(第3月曜日)は敬老の日です。

札幌市内の介護施設や老人ホームでは敬老会のイベントで賑やかになる1日

 

この日は、利用者全員が主役となれる日ですので、

男性はワイシャツにネクタイ、女性は綺麗なお洋服にお化粧していただきたいですね。

敬老の日を楽しむにはオシャレして気分を盛り上げることも大切です。

 

高齢者の方向けのメイクには9つのポイントがあります

 

指先を使って塗る①

まず、濃いシミや大きなシミのある箇所を見つけ、コンシーラーや医療用ファンデーションを使用して、

指先を使って薄くカバーしていきます。

この際、塗りすぎて不自然にないように注意が必要です。

 

自然に肌を明るく見せるファンデーションの選ぶ②

ベースメイクをする際には、首の色を見て、その色と近しい色を選びますが、

首よりほんの少しだけ明るいファンデーションを選んで、付けて行きます。

その際に注意するポイントは、目の周りや口周りなどのよく筋肉の動く部分は、

薄く塗るということです。

 

乾燥肌の方は、リクイドファンデーションを使われると自然な仕上がりになります。

目のクマが目立つ場合には、ファンデーションの色より少し明るいベージュか、

ライトイエローのフェイスカラーなどを塗り、くすみをカバーしておくと目立ちません。

 

眉を美しく整えましょう③

お顔のベースが出来たら、眉を描きます。

眉は、自然な太さを残し、柔らかい眉ブラシを使って、生えている眉の形に沿って描きます。

眉のお色は、髪が白髪に違い方は、淡いグレーのアイブロウパウダーを使い、

毛染めなどで髪がブラウンの方は、髪のブラウンの明るさに合わせた茶色を選択して下さい。

 

明るめの茶髪なら、ライトブラウン、暗めならダークブラウンといった形です。

毛を一本ずつ描いて、まるで眉に植毛しているかの様に描くと自然に描けます。

眉頭は、スクリューブラシや綿棒などで最後にぼかし、濃くなり過ぎない様にするのがポイントです。

 

まぶたの色でお顔の印象が驚くほど変わります④

アイカラーは、お洋服の中にある色から選ぶ方法もありますし、肌の色に合わせる方法もあります。

淡いピンクや明るめのブラウンカラーなどの肌に溶け込みやすい色は、派手になり過ぎず、無難に使う事が出来ます。

 

塗る際は、アイシャドウブラシを使用するのもよいですが、指を使って、目の際から、徐々に瞼の上に広げてゆくと自然に仕上がります。

目の際が濃く、上に行くほど淡くなる様なグラデーションになっていたらOKです。

慣れるまでは、淡い色を使って指の腹を使って延ばしてゆくとグラデーションになりやすいと思います。

 

アイライン⑤

続いてアイラインです。

基本的にはダークブラウンか、ブラックのアイカラーを選びます。

ブラシに色を含ませて、まつ毛の毛の上をなぞる様に線を引いて行きます。

線を引く時、目尻のラインを急な角度で跳ねて上に上げ過ぎない様に注意して下さい。

アイカラーは薄く付け、ラインはしっかりと入れるのがポイントです。

 

ビューラーで軽くまつ毛を上げる⑥

ご年配者の中には、まつ毛がまばらになっていたり、短くなってしまっている方がおられます。

通常のビューラーでは上げにくい時は、半分ほどの幅の、ハーフビューラーが販売されています。

通常のものと比較するとまつ毛が上げやすいやすいのでおススメです。

ウォータープルーフタイプのマスカラを塗る⑦

毛に付き過ぎた分のマスカラは、つくしの様な形をしたスクリューブラシで毛を軽くといて取り除いておきましょう。

これをしておくとパンダ目になりにくくなります。

 

 

リップカラーを選び方⑧

アイカラーと相性の良いものを選ぶか、チークカラーと色味を揃えると調和がとれます。

色味を合わせることで、お顔全体の統一感が増し、より美しく見えます。

 

チークカラーの選び方⑨

リップカラーの色と揃えると、血色が統一されバランスが良く見えます。

濃くなり過ぎない様に気をつけながら、頬上部と中部の範囲内で大きく円を描きます。

薄めの色を選び、大きめのチーク筆で、大きめの円を描くのがポイントとなります。

円が小さくなりますと、色も同じ場所に集中して付く為、濃くなるので注意が必要です。

 

若々しい印象を取り戻しましょう

 

これらのポイントを意識してメイクする事で、自然で若々しいメイクが仕上がります。

介護スタッフもこの日ばかりは、いつものポロシャツにパンツスタイルでなく、少しドレスアップしてお出迎えするといいでしょう。

おしゃれを楽しむ日を積極的に取り入れていくのも大切なことだと思いませんか。

 

 

このコラムを書いた人

npoUser
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