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コラムColumn

紫外線で痛めた肌をケアするときに役立つ美容術

秋の肌トラブルは正しいスキンケアと美容液

暑かった夏が終わり、いよいよ本格的な秋が到来。気温も夜はグッと下がり乾燥気味ですよね。夏に浴びとしまってた紫外線は肌のトラブルの要因。
そこで今回は、あなたの肌に合うスキンケアを教えます。

 

肌タイプが色々あるのは知っていても、実はどの様なケアをしたら良いのか分からないまま、ただなんとなくスキンケアを毎日しているという方は意外と多いのではないでしょうか?

何気に毎日するスキンケアは、肌美容の維持に大きな影響をもたらします。

何故かと言うと、年間365日×朝晩の2回=730回ですから、一年で730回くらいのスキンケアをする事になります。

日々の、このスキンケアの蓄積の影響が、かなり大きな差となって後々現れて来るのです。

 

では、お金をかけずに、効果的にお肌に合わせたケアをするには、どうしたら良いでしょうか?

お安めのエステに通うのも良いのですが、月に1回エステに通う方でも、年間通してエステを受けられる回数は12回。

エステ通いのほうが効果的と考える方は少なくないのですが、日々のスキンケアの365回の回数の比ではありません。

 

結果的なことを申し上げますと、この大きなウェイトを占める普段の当たり前のスキンケアこそが、美肌の維持にとって非常に大切なプロセスなのです。

ちょっとサボるも繰り返すと、ダメージが蓄積し、取り戻すのにかなりの時間と費用と労力を費やすハメになる為、やはり当たり前の事をきちんと継続して行うという事が、結局の所、最善の結果を生むと言えるのです。

では、具体的にどの様なケアを毎日欠かさずに行なって行けば良いのでしょうか?

なるべくコストをかけずに本当に必要なコツをお伝えして行きたいと思います。

ハリのある美しいお肌を保つ為の、簡単でローコストに続けられる、肌質に合わせたケアの仕方を見ていきたいと思います。

 

 

(普通肌のケア)編

・普通肌の方は、油分と水分のバランスが適度で、肌荒れしにくく、非常に理想的な肌質だと言えます。この普通肌のケアが、他の肌質ケアの際にも基本の形。

メイクをされている方は、クレンジング後に洗顔をしっかりと泡立て、泡で優しく洗い、泡が残らないようにしましょう。

 

・洗顔後、コットンに指2本分くらいの面積がしみる様に化粧水を含ませます。

中指と薬指を揃えて、その2本の指の前に化粧水の染みた部分が来るようにしてコットンを持ち、優しく肌表面に当てる様にして、塗り漏れのない様に顔と首全体に塗布していきます。全体に塗布できたら、手の平でお顔を包む様にして温め、肌へと馴染ませます。

 

状態としては、化粧水を馴染ませる工程を数回繰り返し、お顔の肌が手の平に吸い付く様になると理想的です。

手の平で温めて馴染ませるという工程が、実はどの肌質にも大切なポイントとなります。

コストゼロでできますので今夜からぜひお試し下さい。

 

シミやシワなど気になる部分に美容液を使用される方

美容液を適量を指先に取り、気になる部分から塗布していきます。

その後に、クリームを中ぐらいのパール粒一粒分くらいを目安に手の甲などに取り、中指と薬指の腹で優しく馴染ませながら塗布していきます。頬や目尻など、乾燥を感じやすい部分から塗布するのがコツです。

アイクリームなどの、濃いクリームを使用される方は、クリームの後に目の周りに優しく円を描く様にして付けて下さい。

夜でしたらここまでの工程で終了です。

 

朝のケアでは、この後に日焼け止めを使用してください。日焼け止めの使用時期は、オールシーズンがベストです。

くもりの日でも紫外線は強いので、欠かさず毎日付けて肌をダメージから守ってあげましょう。

日焼け止めの使用量については、各メーカー毎に違いますので、説明書をご確認ください。

 

手の平でしっかり日焼け止めを馴染ませてから、メイクアップベースへ取り掛かる様にご注意下さい。

日焼け止めが浮いたままでファンデーションをしてしまうと、ヨレの原因になります。

ここまでが普通肌のケアの基本となります。

 

 

(乾燥肌のケア)用

乾燥肌の方は、水分、油分共に足りない状態の為、上記の普通肌の工程に、化粧水の量とクリームの量を少し足してあげる必要があります。化粧水の付け方は同じで、化粧水をしっかりと染み込ませたコットンで優しくお顔や首に塗布し、手の平でお顔を包み込む様にして温める行程を繰り返します。クリームは、大きめのパール粒大を取って、乾燥を感じやすい部分から塗布して行きましょう。乾燥肌の方は、目尻にシワなどが出来やすい為、アイクリームの使用をオススメ致します。

 

 

(脂性肌のケア)用

脂性肌の方は、水分より油分が多い状態なのですが、もともとは水分不足が元で、水分を守るために油を分泌し過ぎて、脂性になってしまったという方が多いのです。水分を多めに与えて頂きたいので、化粧水はしっかりと上記の様に付け、クリームの分量を小さめのパール粒大にします。普通肌よりもやや少ない量のクリームで充分です。脂性肌の方は、クリームはベタつくから塗らないとおっしゃる方も多くおられますが、より乾燥して脂性に拍車をかけてしまう事が多いので、少しでも良いので必ずクリームを塗布して下さい。

油物などの摂取量を減らし、お野菜を多く食べるようにすると、尚良いです。

毛穴の開きが気になる方は、洗顔後に冷水でお顔を冷やしてあげてから、化粧水に取り掛かってみて下さい。こちらもほとんどコストをかけずに出来ます。

 

 

(混合肌のケア)用

乾燥と脂性の両方の特徴をお持ちの混合肌の方は、部分に合わせたケアが必要になります。

乾燥を感じる部分には、上記乾燥肌のケアを。油っぽく感じる部分には、上記脂性のケアをしてあげる必要があります。少し手間ですが、これが美肌になる為のコツとなります。

 

 

~まとめ~

意外とキチンとしたスキンケアの仕方などを教わったり、聞く機会も少ない為、なんとなく自己流でされる方が多いのも納得出来ますが、ケアの仕方の基本的な事を知らないと、せっかく良い化粧品を使っていても結果が出せず、非常にもったいない事になってしまいます。

化粧品を毎日必要な分量を賢く使い、ケアのコツと合わせて継続して行けば、ムダなくローコストでの美肌作りが可能となります。ぜひ、お試し下さい。

このコラムを書いた人

npoUser
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