訪問美容はどんな事業者を選べばいい?
実は訪問美容に特化した資格はなく、美容師免許を持っていれば誰でも訪問美容を行うことができます。しかし介護に慣れていない事業者が施術を行う場合、施術中の事故や金銭のトラブル等が起こるリスクが高くなります。こうしたリスクを最小限にするため、訪問美容事業者の選び方のポイントをご紹介します。
見積もりを事前に取れるか?
施術を受ける人が認知症や高齢者の場合、特に多いのが金銭トラブルです。施術にいくらかかるのか、出張費や消費税も含めた金額の見積書を事前に取り、家族や第3者が確認しておきましょう。支払い方法についても確認し、当日払いの場合は事前に見積書どおりの金額を封筒に入れて準備しておくなどすると良いでしょう。
訪問美容の経験はあるか?
訪問美容の経験が豊富な事業者であれば、高齢者とのコミュニケーションや施術中の介助についても慣れている可能性が高いです。ただし訪問美容といっても利用目的は人それぞれですので、ウエディングなどの出張美容を中心に行っている事業者もあります。高齢者や要介護者の施術をお願いする場合は、あくまで介護の訪問美容の経験があるかどうかを確認するようにしましょう。
介護に関する資格を持っているか?
訪問美容の経験だけでなく、「訪問福祉理美容師」「福祉理美容士」など介護や福祉に関する資格を持っている事業者だとさらに安心できます。介護職員の入門的研修である「介護職員初任者研修」を受けたかどうかを目安にするのも良いでしょう。
まとめ
訪問美容は美容師免許があれば誰でも行えるからこそ、選ぶときには注意が必要です。特に施術を受ける人が高齢者や要介護者である場合は、専門の知識を持った事業者にお願いするのが安心です。事故やトラブルの可能性をできる限り避け、安心して施術を受けられるような事業者にお願いしましょう。
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