皆さん、こんにちは。今日は、訪問美容に関する感動的なエピソードをご紹介します。
Aさんは若年性アルツハイマー型認知症と闘う素敵な女性で、発症から早15年。まだ60代でありながら、この難病に立ち向かっています。
Aさんは施設に入所してから1年が経ちます。以前は夫と二人での生活だったそうですが、現在はアルツハイマーにより夫のことを認識することが難しくなっています。それでも、毎日ご主人が面会に通われ愛情を注いでいるのが伺われます。
月に一度、この施設では訪問美容の日があります。ある日、偶然にも夫が面会中に美容師が訪れました。夫は、若い頃のAさんの姿に戻してほしいと、30代の頃の写真を美容師に見せ、詳細な指示を出しました。
しかし、Aさんは座位が難しいく、他の入居者と同じ時間帯に施術することが難しいことを美容師はフロアリーダーに状況を伝えました。
夫は別の日に予約をとるように提案されましたが、写真を撮りたいという願いから納得できませんでした。結局、数日後に再度美容師が訪れ、Aさんの身体の負担を考慮し、2人での対応が実現しました。ベッド上での施術が行われました。
Aさんの心情はわからないままですが、夫は「結婚記念日だったから」と呟き、写真を撮りながらも喜びを感じていたようです。寝たきりでも、諦めずに共に過ごせる瞬間に幸せを感じておられるようでした。
このような心温まるエピソードは、訪問美容がもたらす特別な瞬間の一例です。若年性アルツハイマー患者やその家族にとって、美容の時間は思い出深い瞬間となり、愛情とサポートが重要な役割を果たしています。
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