要介護1から訪問美容のケアを受ける方法 - NPO法人日本理美容福祉協会札幌センター | 札幌の訪問美容・理容・出張美容・介護美容 | 日本理美容福祉協会 札幌センター

コラムColumn

要介護1から訪問美容のケアを受ける方法

訪問理美容は介護スタッフに高く評価されています。

訪問理美容 いいね

訪問美容ケアの受け方

高齢や障害、病気により、美容室に行けなくなったけど、「身だしなみは整えたい」「前髪や横髪が煩わしくならないようにしたい」と感じるのは当然です。

短期間の場合は我慢ができますが、長期間ともなれば、外見だけではなく清潔保持にも関わってきます。そして、美容のケアをすることで前向きになれることもあります。

要介護・要支援状態や障がい者、難病などで美容室に行くことができない場合の美容ケアの受け方についてご紹介します。

1ヘルパーに美容室に連れてもらう。

・メリット

馴染みのお店で気分転換ができる。社会交流ができる。

・デメリット

ヘルパーが美容室に同行するのは介護保険外となります。

ヘルパーの利用料は、全額自費請求となるため、高額になる場合があります。

事業所が自由に価格を設定できるので、事業所や地域によっても異なりますが、平均的に30分3,000円前後です。

行き帰りのみではなく、施術の待ち時間中も費用は発生します。

また病状によっては、身体的負担にもなります。

 

2家族に美容室に連れてもらう

・メリット

家族との交流機会ができる。違う空間で施術を受けることでリフレッシュができる。

・デメリット

家族の負担が大きい。身体状況によっては美容室の施術台への乗降時に転倒などのリスクも視野にいれなければなりません。

3訪問美容を利用する。

・メリット

身体への負担が最小限で施術を受けることができる。

総合的に見ればコスパが良い。

寝たきりでベッド上でも美容サービスを受けることができる。

自宅なので排泄などの心配がなくリラックスできる。

マンツーマンでコミュニケーションができる。

・デメリット

外出機会につながらない。

非日常的感覚がない。

 

どのような場合でも、メリット、デメリットはありますが、ご本人にとって1番良い方法を選択することが重要です。

訪問美容で美容ケアに慣れ、体力や身体機能が向上すると外出機会や非日常的感覚を得てリフレッシュをする目的でステップアップを目標にすれば意欲の向上にも繋がります。

このコラムを書いた人

npoAdmin