お話し好きな方もそうでない方も、もし鍼灸院に行ったら是非してほしい会話があります。
「こんな症状の時に、自分で押して効果あるツボはないですか?」
鍼灸院での施術ほどではなくても、自分で経穴を刺激することで効果が得られる場合もあります。せんねん灸でお灸をしてみるのもいいでしょう。
そんなツボをいくつかご紹介したいと思います。
Contents
もくじ
1.足の疲れだけじゃない?!足三里
足三里(あしさんり)は有名なツボでご存知の方もいらっしゃるかもしれません。
あの有名な松尾芭蕉も、長い旅路で足三里にお灸を据えながら旅を続けたと言われています。
足三里は、足の疲れを取るだけじゃなく、胃腸の調子を整える効果もあります。
膝の外側、指四本分くらい下にあるくぼんだところが足三里です。
脛の骨の外側を膝からなぞってみて下さい。強く推すと痛いので、優しくマッサージするといいと思います。
2.免疫力アップのついでに美容効果も!頬車
頬車(きょうしゃ)は、顔の輪郭、えら部分の指一本分顔側。ギュッと嚙み締めると筋肉が膨らむ部分です。
頬車は唾液分泌を促すツボで、唾液には抗菌物質が含まれているらしく、免疫力の向上が期待できる上に、気になる口臭も抑えてくれます。
その上!顔のたるみや二重顎を防いでくれたり引き締めて小顔効果もアップ!という優れたツボなのです。
3.「イタ気持ちいい」が癖になる!合谷
合谷(ごうこく)は「万能のツボ」と呼ばれているくらい、様々な効果が得られるツボです。
あちこちの不調時に使えるツボなのですが、様々な効果が得られるから…というわけではないのかもしれませんが、個人差はありますが押すと割と痛いです。
手の甲、親指と人差し指の付け根部分、親指と人差し指の骨の交わる間の部分に合谷はあります。
効能は、頭痛、胃腸の乱れ、生理痛や肌荒れなど。その上、リラックス効果もあり、自律神経を整えてくれるツボでもあるので、熟睡できない時も押すといいかもしれません。
痛いけど、押していると癖になる。そんなツボです。
正確なツボの位置は、是非鍼灸院で確認してみて下さい!
もしくはネットで検索すると、どうマッサージすると効果があるかなども出てきます。
鍼灸院に行く前の予備知識として、検索してみるのもいいかもしれません。
今回ご紹介したツボ以外にも、肩こり、腰痛、便秘、関節痛、不眠、いろんな症状に合ったツボがあります。
鍼灸院に行った際には、こんな時にはどこのツボがいいの?と是非聞いてみて下さい!
訪問鍼灸 ノーリエ鍼灸院ブログより出展:ツボを知ってセルフケア!鍼灸師から学ぶ健康の秘訣
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