人の印象は、初めの3~5秒で決まるといわれています。
接客業の研修を受けた方なら「なんとなく聞き覚えがあるフレーズ」なのではないでしょうか。
「3~5秒」というのは心理学名誉教授のアルバート・メラビアンがメラビアンの論文結果を法則したもので゛
研修のセミナーでは、よく使われる言葉です。
◇象の良し悪しでその後の人間関係で差が出る
接客業であるヘアスタイリストは第1印象の好感度が低いままだと
完璧なヘアスタイルに仕上げたとしても顧客満足度は低い傾向にあります。
第1印象は大半が見た目(視覚)によるものです。
残りは、しぐさや態度、言葉遣いなどの聴覚及び言語情報といわれています。
視覚情報で見られるのが笑顔の良し悪し。
笑顔の良し悪しは口角の作り方が決め手となります。
◇口角の作り方
口角をしっかりあげる筋肉を鍛える顔ヨガと言うものがありますが、
日本ではまだ実践されている方は少ないのではないでしょうか?
意外と手軽に出来るのが「顔ヨガ」です。
顔の筋肉をほぐすことで、豊かで自然な笑顔が出しやすくなります。
口角を上げるだけで周りの人からの印象も上がりますから、
第1印象に自信のない方は「顔ヨガ」はお勧めです。
第1印象のポイントは、目と口元です。
目がイキイキとして輝いていて、口角がキュッと上がっていると、人から好印象を持たれやすくなります。
一方、目がどんよりと曇っていて、への字口では、どんなに中身の良い人でも他の人から見たイメージは、悪くなってしまいます。
毎朝トレーニングをすると笑顔に自信が持てると、心にもゆとりが出来、内面にも自信が持てる様になります。
さらに、内面に自信が持てると、心にもゆとりが出来、笑顔にも自信が持てる様になりますから、どちらから始めても取り組み始めると、良い結果を導きます。
まずは、鏡を見ながら笑顔を作り、普段の笑顔をセルフチェックしてみましょう。
口角は、左右バランス良く上がっていますか?目は、パッチリとして輝いていますか?
口角が左右バランス良く上がり、上の前歯が8本見えている状態が一番美しく、理想的な笑顔だと言われています。
鏡を見ながら口角をキュッと上げ、口角を引き上げる筋肉を意識しましょう。口角が上手く上に引き上がらない場合は、筋肉が上手く使えていない証拠です。
口角を引き上げる筋肉を意識出来たら、「美味しい!」の「い!」や「ウィスキィー」の「キィー」の時の口の形を作り、綺麗な笑顔の形を表情筋に覚えさせましょう。
これが一番簡単な顔ヨガの仕方になります。
1日数回、たった1分程度を2週間ほど継続して行うと、口角がスムーズに上がる様になります。この顔ヨガをする前と、2週間トレーニングしたあとの笑顔を写真に撮って比べてみて下さい。自然に笑顔が出来、笑顔の輝きが増しているはずです。
なれてきたら、色々な顔ヨガにチャレンジしてみましょう。
①口角を上げ、目線を上にして笑顔を作ります。
②口角を上げたまま、舌を正面に出して、舌先を上に向けて尖らせます。鼻先を舐める様なイメージです。
③口角が下がらない様に注意しながら、舌を左から右にゆっくりと移動します。
④次は、右から左に同様にして、ゆっくり移動させます。
これをゆっくりと3往復します。
これらの簡単な顔ヨガは、1日の始まりである朝に行うと、口角が上がり、ポジティブに1日を過ごす事が出来るのでオススメです。
印象を左右する口角の角度は、ほんの1㎜。たった1㎜の口角アップを意識しただけで、周囲の反応が変わります。すると貴方の人生にもプラスの影響を与え始めます。
口角が上がる事で得られる効果は、とても大きなものです。キラキラと輝く様な笑顔で、ハッピーをたくさん引き寄せましょう。
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