訪問理容師、美容師としての働き方に興味はあるけど…
「スキル不足が不安」「働ける時間がとりにくい」「給料はどのぐらいもらえるの?」「訪問理美容って儲かる商売なの?」という相談をよく受けます。
今じゃないけど将来的に仕事にしてみたいと考えている方にとっては興味のある話題なのではないでしょうか。
弊社は2004年2月に創業して17年目になります。
訪問理美容の収入や働き方について少しお話させていただこうと思います。
■普通の美容師と訪問美容師の違いとは
まずは美容師の給料と訪問美容の給料比較してみましょう。
美容師としての平均年収は256万円(北海道平均)、月額にすると約21万円です。
技術職ですので個人差はありますが50代で平均月額21万円、管理幹部クラスで35万円ですが、9時間以上の長時間労働や待遇を考えると、
平均年始400万円の一般企業と比較すると理美容業界は恵まれた労働環境とはいえないことに気づかれるのではないでしょうか。
訪問理美容事業者の賃金体系は、訪問理美容のお給料は正社員枠が少なく、
アルバイトやパートが多く時給861円~1400円程度、正社員で14~30万円程度です。
賃金として下がる傾向にはありますが、サロンで働くよりも勤務時間は6時間程度と短く、
週休2日制を採用している訪問理美容会社も多いことから、ゆとりあるライフスタイルを実現しやすいのが魅力になります。
ここ最近の傾向として復職サロンとして訪問理美容業に興味を持たれる方はおります。
■働ける条件は技術者としてのスキル
サロン勤務と訪問理美容事業者で働ける条件の違いとしては、技術者として『稼げるスキル=経験年数』によるところが大きいということです。
技術力があればサロンで働いた場合と訪問美容事業所で働いた場合の条件はそれほど変わりません。
むしろ訪問美容のほうが、時間的にゆとりが生まれ、希望条件に合う働き方ができる可能性が高いといえるのではないでしょうか。
その理由としては兼業にあります。
訪問理美容で収入を増やしたいと思えば、訪問理美容をフリーランスで起業するという方法もあります。
サロン勤務では勤務日、勤務時間の拘束がございますが、フリーランスの美容師は拘束時間がありません。
どこかの訪問理美容事業者に所属して報酬をもらいつつ、空き時間で起業することでやる気と収入を増やすことができるのも訪問理美容の働き方といえます。
ただし、所属していれば仕事を受託できますが、フリーランス美容師は集客、顧客・財務管理を自らの力で行う必要があるので、それ相当の苦労は覚悟してほしいところです。
■フリーランスの美容師としての稼ぎは?
働き方の多様化により面貸し、シェアサロン、委託業務が増えました。
特定のサロンに所属せず、雇用されない働き方が浸透しつつあります。
基本的にフリーランスの報酬は完全歩合制です。
「技術力」「集客力」「顧客管理能力」「自己管理」「お客様への情熱」次第で稼げる金額は変わってきます。
訪問理美容を仕事とするフリーランスは、さらに危機管理、衛生管理、コンプライアンス、介護制度の知識が求められますが、
専門業者に所属することで最低限の知識と技能を学ぶことは十分可能です。
ただ、フリーランスは教育を受ける環境がないのが常識。
先輩から技術を継承することもなければ、後輩に教える必要もございません。
俗に言う一匹オオカミの世界です。
サロン以外で腕を磨き続けることができる教育環境を用意し、
ケガ病気で収入が途絶えないよう保険をかけておくことも費用です。
自由な時間(プライベート)と稼ぎを獲るためのリスクは存在しますが、
腕一本だけで勝負できるのが醍醐味を感じられる仕事ともいえるのではないでしょうか。
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