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コラムColumn

介護美容で高齢者のQOLを向上させる

QOLという言葉をご存知でしょうか。QOLとは、クオリティ(Quality)・オブ(Of)・ライフ(Life)つまり『生活の質』という意味の言葉です。

このQOLを向上させるためには、身体も心も健やかであることが大切です。

 

年齢を重ねていたって、病気や身体の不自由を抱えていたって、QOLを上げることは可能です。

『介護美容』は、このQOLを向上させるための力強い手段となるんですよ。

 

介護美容だからこその身体へのアプローチ

介護が必要な方の場合、身体に不自由があったり、痛みがあったりする方も多くいらっしゃいます。介護美容では、介護や福祉の知識を持ったスタッフが身体の状態の聞き取り、最大限それらへの配慮を行った上で、施術を行います。なので、身体に負担かけることなく安心して施術を受けることができます。

 

ヘアカットでは、頭皮の状態にも着目するので、皮膚トラブルがあれば早期に発見することができます。また、メイク前の保湿やマッサージや、ひげ剃り前の蒸しタオルは顔の血行を促進し、筋肉をやわらげます。このように介護美容の施術は、外見を整えるだけでなく、身体全体の健康へのアプローチにもなるのです。

 

介護美容で心も健康に

美容とは『外見』だけを美しくすることではありません。「髪を切ったらなんだか気持ちまでもさっぱりした」という経験は、年齢・性別を問わず誰もが体験したことがあるのではないでしょうか。

これは高齢者も同じです。髪を切り、メイクやひげ剃りで外見を整えることで、気分は明るく上向きになり、自分に自信を持つことができます。

 

これはその時だけの効果ではありません。外見が整い、気分が明るくなると『ちょっと出かけてみようかな』『人と会っておしゃべりがしたいな』という気持ちになったりしますよね。この明るい気持ちが、外出や社会参加へとつながっていき、長期的な心の健康へもつながっていくのです。

 

このように心と身体の両面にアプローチすることが、高齢者のQOL向上につながっていきます。

年齢を重ねても、介護が必要になっても、自分らしさを発揮して、充実した生活を送るために『介護美容』が力になります。

このコラムを書いた人

npoUser
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