ケアマネジャーは、介護が必要な人にどんなサービスがどれぐらい必要か見極め、必要なサービスを結び付ける仕事です。
介護保険は、制度内で各専門職がどういう仕事なのか詳細に明示されています。その為、訪問介護や通所介護等の介護保険内で利用できるサービスだけでは、在宅で過ごす要介護・要支援者、障害者の生活は成り立ちません。
介護保険サービス以外の社会資源の情報も知識の引き出しとして持っておく必要があります。そして、そのサービスの必要性を説明する役割も負っているため、サービスの詳細を把握しておく必要があります。
介護保険制度外で代表的なサービスに訪問理美容があります。訪問理美容は介護度に関係なく利用できるサービスなので、非常に便利で柔軟性があるサービスです。
デイサービスやリハビリをすぐに受け入れてくれない方は、もしかすると、外見を気にされているかもしれません。
外見を気にしていても、美容室に行くのはしんどくていけない場合もあります。お風呂には入るのに、髪の毛を洗いたがらない方も多くおられます。
髪の毛が伸び、下を向いて長時間髪の毛を流していると、頸に痛みが出たり、腕に痺れがあったり、眩暈がしたりといった身体的な症状があり、不安感から拒否するケースもあります。
そういった際にも、無理に洗髪を勧めるよりもまずは安楽な姿勢で身体に適したヘアスタイルにしてあげると、気持ちにも変化があり、次の目標に進むことができます。
訪問理美容も提供会社によって特色があるので、本人のニーズを汲み取り、適した事業所を選定してあげることで良い談笑相手となることもあります。
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