鍼で目の疲れを緩和 - NPO法人日本理美容福祉協会札幌センター | 札幌の訪問美容・理容・出張美容・介護美容 | 日本理美容福祉協会 札幌センター

コラムColumn

鍼で目の疲れを緩和

鍼治療

目の疲れや目の病気に鍼灸治療は良く効きます。実際に行っている治療例や簡単な疲れ目の考え方をお伝えします。

 

 

目の疲れ

目だけが疲れることは基本的にありません。必ず頭、首肩、背中の血流障害がおこり、その結果疲れ目になると言われています。例えばスマホばかりみていると必ず首も前に傾いていませんか?パソコン作業ばかりだと猫背になっていませんか?

治療では、必ず首肩背中の処置が必須としております。

 

・白内障や緑内障

目の病気も色々ありますが、臨床でよく出会うのはこの2つです。眼圧が基準となる緑内障と年齢とともに進行する白内障。現在では白内障は1日の日帰り手術ができますので、手軽にうけていただくことができます。鍼灸では緑内障の治療の方が多いです。眼圧を下げることは可能です。実際に何人もの眼圧が高いため緑内障と診断された方の症状および眼圧を下げてきました。

 

・目に刺すことはありません。

眼底刺鍼(呼称諸説あり)とよばれる上瞼から眼球の上を滑らせるように鍼を打つ方法です。局所的な効果は絶大ですが、相当訓練しないといけないこと。内出血もおこりやすくパンダみたいに青黒く腫れてしまうことも。あとは目の内側に白ピンクのゴマ粒くらいの肉があります。そこに鍼を入れていく方法もあります。視力回復によいですがこれも難しい。難点は目を開いたまま刺すということ。経験はありますがあまりに怖いので実際に患者さんにすることはありませんのでご安心ください。

 

 

『まとめ』

目の疲れに鍼灸を利用される方は多くいらっしゃいます。セルフケアとしては、ドラッグストア等にある小豆枕がよいでしょう。そのほかには、前述した通り首肩背中に循環障害があるので、運動したりマッサージしたりするとよいかと思います。

このコラムを書いた人

npoUser
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