子供にも鍼灸ができます。
子供のなにをみてくれるの?痛くないの?などの疑問にお答えします。
・疳の虫
古来日本では、乳幼児の夜泣きやキーキーと叫んだり、食欲が異常などの症状は腹の中に虫がいるとからと伝えられてきました。塩で手を揉んでしばらくすると白い糸がでてきてこれを疳の虫といいました。(腹の中の虫が指先から現れる理由はわかりません)
疳の虫をとるためにまじない(呪術や祈祷)で取り除く方法もありましたが、鍼灸では疳の虫の治療というのが存在します。それが小児はりです。
・どんな治療?
子どもに鍼やお灸なんてかわいそう。痛いだろう。熱いだろう。と思われている方も多いと思います。しかしそんなことをしては、子供は泣きだし治療を受けてくれません。小児はりとは「刺さない鍼」と「火傷をしないお灸」で対応します。刺さらない鍼があり、それで全身をさすってあげておしまい。または背中に温かいお灸をしておします。時間として5分~10分あれば十分に終えることができます。そんなことで効果があるの?と思われるかもしれませんが子供の生命現象はとても強いのでそれぐらいの刺激でも十二分に効果が表れます。
・どんな時に受ければいいの?
現代では、こどもの状態を疳の虫だと判断できる親御さんは少ないでしょうから、わかりやすくお伝えできるのは1.喘息や皮膚炎などのアレルギー症状 2.風邪 3.お腹の調子が悪い など明らかな症状があるときにご来院いただくことが多いです。時には夜尿症、夜泣き、落ち着きがないなど、疳の虫ならではの症状で祖父母の方からお孫さんにとお願いされるケースもあります。
・年齢について
本来0歳児から可能ですがこれは先生の技量に大きくかかわる問題なので一度ご相談ください。私は1歳から受付をしております。
『まとめ』
鍼灸はどんな世代の健康にもよりそうことができる医学です。小さなお子さんを元気に育むためのお手伝いをさせていただきます。
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